自己紹介など
9時に朝日が昇り、16時には月が顔を出す。夕暮れなどという大和言葉が似つかわしくない程にここは異世界スウェーデン。
はじめまして、YJと申します。
あれっ?1月ってテスト期間では??
勘のいい方はお察しでしょう。そう、私は来る大学の期末試験から逃げるようにして国外逃亡をキメてしまいました。私は日本に帰ってくるのでgoneではなくてbeenですが。
そんな小ネタはさて置き、少し身の上の話をします。私は昨年度に大学間協定交換留学プログラムに応募して、2020年1月から半年間ストックホルムでバカンス、いや勉強をすることになりました。早々と決まったのではなくIELTSという英語の試験でスコアを出すのに長い時間を割きましたし、よく分からん分厚いスウェーデン語のテキストも終わらせました。
"国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。"
川端康成(1937)『雪国』冒頭より
言ってみたかったこのセリフ____。
残念ながら今年は暖冬、1月なのに雪が見られないようです。むしろ雨が降ってた。
な゛ん゛でだよお゛お゛お゛お゛!!
私の中の藤原竜也が怒りに声を荒げるのとは対照的にこの街は静かに私を受け入れてくれるようです。
渡航日にホテルだと思って取った宿、バリバリエジプト人のアパートだったしホームステイでした。ドキマギしていたら街の紹介をしてくれたしSIMカードもくれたりして優しかった。
ご飯は勝手に作っていいよって言われたのでスーパーでアホみたいに長い食パン(25枚切)とハムとヨーグルトを買いました。牛乳はmjölk って知ってたのにしっかりと間違えました。ただ18時間ほど何も口にしていなかったので全く喉を通らず、その日の朝飯、食パン3枚____。
ストックホルムの中心部に足を運んでみました。まず男性も女性も背が高く、人混みに揉まれた私はドワーフ。スウェーデンの美男美女の引き立て役になることは間違いないでしょう。
由緒ある建造物と近代的な電子パネルが共存するこの美しい街に軽く会釈をしてこの日は帰りました。
先日ツイッターでFarewellなどというクッサい台詞を吐きましたが、いうて半年後にはのこのこと京都に帰ってきます。それまで少しの間お付き合いください。
続く